はじめに|サイドFIREとSPYDの関係とは?
「サイドFIRE(セミリタイア)」は、完全なFIRE(経済的自立&早期リタイア)ではなく、生活費の一部を投資収入で補いつつ、好きな仕事で収入を得るライフスタイル。
その実現に向けて注目されているのが、高配当ETFであるSPYD(S&P500高配当株ETF)です。
この記事では、サイドFIREを目指す筆者がSPYDを活用して
月5万円の配当収入を得るまでのプロセスと
そのリアルな生活をご紹介します。
サイドFIREとは?完全FIREとの違い
- FIRE:資産所得だけで生活、完全に労働から解放された状態
- サイドFIRE:資産所得+自分のペースでの労働で生活する
「いきなり完全リタイアは不安…」という人にとって、サイドFIREは現実的な目標です。
月5〜10万円程度の配当収入があるだけでも、働き方の選択肢は大きく広がります。
なぜSPYDを選ぶのか?|サイドFIREに最適な理由
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF)は、以下の理由でサイドFIREとの相性が抜群です。
✅ 配当利回りが高い(約4〜5%)
高配当ETFの中でも、SPYDはトップクラスの利回りを誇ります。
1000万円を投資すれば、年間約40〜50万円(=月3.3〜4.1万円)の配当収入が期待できます。
✅ 配当が年4回(3月・6月・9月・12月)
定期的なインカムが得られるため、生活費の足しとして使いやすいのが大きな魅力。
✅ 米国ETFなので信頼性が高い
米国上場ETFは透明性・流動性が高く、初心者でも扱いやすい投資商品です。
サイドFIREに必要な資産と配当シミュレーション
投資額 | 年利4.5%の場合の年間配当 | 月額換算 |
---|---|---|
500万円 | 22.5万円 | 1.9万円 |
1000万円 | 45万円 | 3.75万円 |
1500万円 | 67.5万円 | 5.6万円 |
副業やパートで月5〜10万円稼ぎつつ、
SPYDの配当で補うスタイルなら、
1500万円前後の投資でサイドFIREが見えてきます。
実際のポートフォリオ|SPYDだけじゃない!
筆者の現在のETFポートフォリオ(2025年現在)は以下のとおりです:
- SPYD含む高配当銘柄:50%
- S&P500連動指数:50%
SPYDは利回りが高い分、値動きもやや荒め。
他の高配当銘柄や高配当ETFを組み合わせて、リスク分散を意識しています。
SPYDのデメリットと注意点
- 不況時の減配リスク(例:コロナショック時に配当が大幅に減少)
- セクターが偏りがち(エネルギー・金融が多い)
- 為替リスク(米ドルベースで支払われるため)
これらのリスクを理解し、分散投資+余剰資金での運用を心がけましょう。
サイドFIRE生活のリアル|月5万円の配当で何が変わった?
実際にSPYDと他のETFで月5万円の配当を得るようになってからの変化は以下のとおりです:
- 精神的な余裕が生まれた(「働かなくても何とかなる」感覚)
- 仕事を週2日に減らせた
- 副業にチャレンジできた(ブログ運営・動画編集など)
「お金のために働く」から「やりたいことのために働く」へと、人生の主導権が戻ってきました。
まとめ|SPYDで目指す、無理なく自由な生き方
サイドFIREは、必ずしも何億円もの資産が必要なわけではありません。
SPYDなどの高配当ETFを活用すれば、月数万円の安定収入が見込め、
働き方を大きく変えることが可能です。
まずは、少額からでも投資を始めてみましょう。
自由な人生への第一歩は「行動」から始まります。
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