FIRE後の「退屈対策」を真剣に考えた

サイドFIRE

はじめに:FIREはゴールではない

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成することは、多くの人にとって人生の一大目標です。

しかし、FIREを実現した後、多くの人が直面するのが「退屈」と「空虚感」。

「もう働かなくていい」という自由の中で、何をするか。これをあらかじめ考えておかないと、FIRE生活がただの長い“暇つぶし”になってしまうかもしれません。

私自身、FIREを達成した後に感じた「空白の時間」に対して、真剣に向き合う必要があると感じました。

今回は、その「退屈対策」について深掘りしてみたいと思います。


なぜFIRE後に退屈を感じるのか?

FIRE達成前は、日々の仕事、目標、ストレスで頭がいっぱい。

リタイア後に待っているのは「無限の自由時間」です。最初のうちは旅行や趣味に没頭できますが、次第に“刺激”が足りなくなってきます。

これは、人間が「目的」や「役割」を求める生き物であることが大きな理由です。

退屈とは、刺激の欠如というよりも、「自分の存在価値を感じにくい状態」なのかもしれません。


実際に試した「退屈対策」7選

1. 習慣化されたルーティンの確立

毎日を無計画に過ごすのではなく、「午前中は運動」「午後は読書と執筆」など、自分なりのスケジュールを作ると生活にリズムが生まれます。

2. 学び続けること

オンライン講座(Udemy、YouTube、Courseraなど)で新しいスキルを学ぶことで、自分の成長を実感できます。

3. 小さなプロジェクトを持つ

例えばブログを運営したり、DIYや家庭菜園など。何かを「育てる」感覚は、日々に充実感を与えてくれます。

4. ボランティア活動に参加

「誰かの役に立っている」という感覚は、幸福感と強く結びついています。

5. 創作活動を取り入れる

絵を描く、音楽を作る、小説を書く…アウトプットには中毒性があります。

6. 定期的に人と会う

FIRE後は人と接する機会が減りがち。定期的なオフ会や趣味のサークル参加で孤独感も防げます。

7. 「働く」を再定義する

お金のためではなく、やりがいや社会とのつながりを目的に、週に数時間だけ働く。これは思いのほか生活にハリを与えてくれます。


FIRE後は「暇になる」ではなく「自分の人生を自分で設計する」時間

FIREを達成しても、人生は続きます。むしろそこからが「本当の自分の人生」の始まりかもしれません。

退屈を避けるためには、事前に「何をしたいか」を考えるだけでなく、実際に色々試して、自分に合った時間の使い方を見つけていくことが大切です。


おわりに:FIREは終わりではなく始まり

FIREは「自由を手に入れること」ですが、自由には責任も伴います。

「何をするか」だけでなく「どう在りたいか」を見つめ直すことが、FIRE後の人生をより豊かにする鍵になるのかもしれません。

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